Google Readerの終焉が意味すること (あくまで個人的な話)
終わっちゃうんですね、Google Reader。
もちろんRSSフィードの仕組み自体が終わってしまうわけではないので類似のサービスで乗り切れそうですが、Googleの言うようにReaderのユーザー数が低下しつつあるのであれば、おそらくRSSの利用者も減っているわけで、将来的にRSSも消えてしまうのかもしれません。
かつてと比べてWebコンテンツを入手する経路は格段に広がったような気がします。今の主流はFacebookやTwitterなどのSNS経由ですかね。はてなブックマークみたいなソーシャルブックマークも広義にはSNSでしょう。そんななかでRSSの重要性が下がったという事でしょうか。
SNSでは人気があるコンテンツはすぐに目につきます。ヒットチャート番組みたいなもんです。でも逆に言うと、そうでないコンテンツは全く目につきません。まあ、それがSNSの真髄でしょうから、それでいいんですけど、人気は無くても個人的に読みたいコンテンツを入手するにはRSSというのはやはり便利なものです。
私がGoogle Readerで登録しているサイトのほとんどは個人ブログです。ニュースサイトみたいに毎日投稿があれば、単純にブックマークして好きなときに読みにいけばいいんでしょうけど、週に一本、月に一本とかの更新頻度だとやはりRSSが便利なんですよ。そういう意味では私にとってのRSSとはすなわちブログを効率的に読む手段なんですね。
逆に言うと、この私のブログをGoogle Readerに登録していくれて読んでくれる人もいるわけです。登録者は少ないですけど、以前のブログを登録してくれていた人がちょっとずつ移行してくれたようで嬉しいなと思っていた矢先でした。Google Readerが停止すると、ますます記事は届かなくなるだろうなぁ。そうなると、ブログを続けるモチベーションは下がるよなぁ。
と、言うわけでGoogle Readerの終焉は、泡沫ブログ(このブログのような)の消滅を加速するのではないかと考えています。 インターネット上の無駄なリソースを削減するという意味ではいいのかもしれませんけどね。はは...
最後にGoogle Readerの代替サービスについてメモ。私自身どうするかまだ検討中。7月1日まではまだ時間もあるし、のんびり決めます。
■RSSリーダー難民に捧ぐ、Googleリーダーからlivedoor Readerへの移行方法(Gizmode)
■Googleリーダーの有力な代替候補と呼べそうなRSSリーダー『Feedspot』 (k'conf)
■Googleリーダーのルック&フィールを継承したRSSリーダー『The Old Reader』 (k'conf)