青い西瓜の日々

軸なきブログ

サマータイムになったので、Mr.サマータイムについて語ってみる。

この間の日曜日にドイツはサマータイム夏時間)に突入しました!
今年はなかなか春が来なくてまだ雪がちらついたりしているのに夏時間とはどういう了見だと愚痴りたくもなりますが、3月最後の日曜日からサマータイムが始まるという決まりなのです。

サマータイムと言えば、ジャニス・ジョプリンの「サマータイム」とかエディ・コクランの「サマータイム・ブルース」が浮かんだりするんですが、日本昭和歌謡的には誰がなんと言おうと「Mr.サマータイム」ですよ。

男女4人のコーラスグループ「サーカス」が1978年に放ったヒット曲。
私はその当時小学生だったわけですが、この曲はすごく印象的でした。
何故かというと、この曲の歌詞がそれまで聴いていたヒット曲と違ったオトナの世界だったからです。
言い換えれば、私がオトナの歌を理解した初めての曲だったという事なんでしょう。

その歌詞はこうです。

ミスター・サマータイム
さがさないで あの頃の私を
ミスター・サマータイム
あの夏の日
つぐなえる何かが欲しい
待ち伏せた 誘惑に
誘われて 思わず あなたを忘れたの
たよりなく 若い日々
ただひとつの愛に
そむいてしまったの

2番と3番の歌詞も、表現は違えど同じようなテーマが繰り返されます。

要は、
誠実な恋人がいながらも、
ある夏の日に別の男(遊び人っぽい)に誘惑されて、
ついあやまちを犯してしまい、
結果的に恋人を失った女性の後悔と懺悔の歌です。


「待ちぶせた誘惑」、「しのびよる囁き」、「ひとときのあやまち」、「誘惑の熱い砂」と畳み掛けてくる背徳ワードが盛り上げてくれます。ところでMr.サマータイムって、裏切ってしまった恋人の事なんでしょうけど、今考えると違和感があります。まるでひと夏だけの恋人という感じで。


ちなみに、Mr.サマータイムは「UNE BELLE HISTOIRE」というシャンソンのカバーです。
歌詞を訳してくれている方がいます。

シャンソンとフレンチポップスとフランス語の日々:Mr.サマータイム UNE BELLE HISTOIRE 和訳
歌詞を見ると、夏のバカンスのある日にハイウェイですれ違った若い男女のいきずりの情事を歌ったうたです。
ちょっとうがった見方をすればMr.サマータイムはその後日談とも取れますが、元歌がいきずりの情事を「現代の恋物語」と称賛しているのに対して、Mr.サマータイムではそれが後悔と懺悔の歌になっているのはいろいろと興味深いです。


Mr. サマータイム サーカス - YouTube