スカ(Ska)や古いレゲエが好きで、時々古い楽曲をひっぱりだしては聴いているんですが、このところは80年台イギリスで流行したパンキッシュなスカを重点的に聴いてます。いわゆる2トーンでThe Specials, The Selecter, Madness, The Beatが2トーンの四天王と言っていいと思います。
で、The Beatが1980年に発表したStand down Margaretという曲があります。 stand downって、身を引くとか、休戦、撤退を意味します。 じゃあMargaretって誰さ、という事になるんですが、これは時の首相マーガレット・サッチャーに違いありません。つまり、サッチャーに辞任しろと歌っているわけです。
I said I see no joy, I see only sorrow I see no chance of your bright new tomorrow So stand down Margaret, stand down please
で、Stand Down Magaretに戻りますが、この曲はWhine and Grindという曲とメドレーになっています。(バックトラックは同じなんで、正確にはメドレーではないけど) Whine and Grindはスカのオリジネーターの一人Prince Busterの曲です。 どう見てもこの歌は歌詞がエロいんですが、なんでこの曲にサッチャー批判の歌をくっつけたのかよく分かりません。