青い西瓜の日々

軸なきブログ

ドッグ・セミナーに参加してきた (その2)

ではドッグ・セミナー初日の内容から。

一応前もって書いときますけど、今回のトレーニングの内容が全て正解と言ってるわけじゃないですよ。飼い主も犬もそれぞれなんで、合わないというケースもあるでしょう。ただ、私の場合は成果がそれなりに出たので、この方法で頑張っていきたいと思っています。

 

■セッション1:「ダメ」のサインを叩き込む

ダメ、ってのは言葉で言うんじゃなくて、ちょっと強めに「シーッ!」と言います。ちょっと威嚇するような感じです。オヤツを犬に与えるんですが、その際に二つの異なるサインを出します。

① OK!

食べていいよ!という事でトーンも朗らかに、ちょっと大げさに「オーケー!」と言いながら、自分よりちょっと離れたところにオヤツを投げます。当然、犬はオヤツを食べて良し。

②シーッ!

食べたらダメ、って事です。シーッ!と強めに音を出した直後にオヤツを足元にぽとっと落とします。犬が近付いたら、「シーッ!」と再度音を出し、食べれないように足をオヤツの前に出してブロック。素早くブロックできるように足元に落とすわけです。ダメというサインを出したオヤツは自分でちゃんと覚えておき、最後には回収します。万が一、犬が首尾よくオヤツをかっさらっても怒ってはいけないそうです。クールに行きましょう。

これを何度か繰り返すと、犬は「シーッ!」という音が禁止を意味することを理解します。この音はその後のセッションでも繰り返し使われる重要な合図なのでした。このセッションは割と簡単で、すべての参加者+犬がクリアしました。

 

■セッション2:犬にリードを引っ張らせないように歩く

うちの犬は好奇心旺盛で散歩に行くとがんがんリードをひっぱります。これが矯正できなくて困っていたのですが、今回のトレーニングで光が見えてきましたよ!

やり方は驚くほどシンプルでした。

①リードの一端を自分の腰に巻き、両手を自由にして歩きます。

②犬が自分よりも前に出たら、シーッ!と音を出し、犬の脇腹などをつつく。

③それでも聞かない場合には、やはりシーッ!と音を出し、犬の前に立ちはだかり、両手で犬を後ろに軽く突き飛ばす。

つつくとか突き飛ばすとかありますが、あくまで注意喚起・警告というレベルです。痛くしてはいけないそうです。なかなかさじ加減が難しいですが。

えー、こんなんで本当に良くなるの?と思ったのですが、やってみたらものの10分で明らかな改善が見られました!凄い!今までリーダーウォークを散々やっても効果なかったのに。

 

レーニング後もこの方法で散歩に出かけていますが、まめに警告を出す必要はあるものの、リードのひっぱり癖は改善されてなかなかにイイ感じです。ただし、他の犬を見つけるとすぐ興奮してアウト・オブ・コントロール状態になるので、まだまだ修行が必要ですな。

 

なんだかんだで長くなってしまった。

次回はセミナー二日目のセッション3および4について書きますね。