青い西瓜の日々

軸なきブログ

The Makings of You: Curtis Mayfield 〜 あなたは何で出来ている?

ひたすら美しい曲です。
美麗なストリングスとカーティス・メイフィールドのファルセットボイスの波状攻撃にメロメロ。



Curtis Mayfield - The Makings Of You - YouTube


昔から好きな曲なので、ここはひとつ訳してみるべし、と思ったはいいがその結果七転八倒するハメに。原詩を読んでも、ぼんやりと感じが掴めるだけです。私のレベルでは歯が立たん...

宗教的な世界観もちょっとあるような気がするのですが、正直良くわからず。
言い回しも凝っていて、それ故に単純な訳では意味が通らない箇所もあります。
結果、自分なりの解釈を元にしたかなり強引な意訳となってしまいました。
人類愛云々のところは我ながらちょっとやりすぎかなと思いましたが、他にやりようがなくてねえ。英語の達者な人やプロの翻訳家ならどんなふうに訳すのか、ぜひ見てみたいものです。

解釈に間違いがあれば、ご指摘ください。
そういう趣味はありませんが。愛のムチお待ちしております。

 
The Making of You 意訳(今回は徹頭徹尾そうなんです)

ひとつまみの砂糖。甘い香りの子羊。
はちきれんばかりに溢れる幸せの表情。
そうそう。君を驚かせるほど素晴らしいバラも1ダース。
そして君の周りで笑う子供達の喜び。

それらのもので君は出来ている。
本当だよ。君はそういうもので出来ているんだ。

往くべき正しい道。
君には分かるだろう。または僕がそう言うならば信じてくれるだろう。
君は他の誰と比べる事も出来ないくらい素晴らしいって事を。

人類愛ってのは、君を形作るものをある程度言い表しているんじゃないかな。
でも、それは似てはいても全く同じというわけでは無いんだ。
君が何で出来ているのかを語りきるのは、ほとんど不可能なんだよ。


原詩

Add a little sugar, honeysuckle lamb
A great big expression of happiness
Boy, you couldn't miss with a dozen roses
Such would astound you
The joy of children laughing around you

These are the makings of you
It is true, the makings of you

The righteous way to go
Little one would know
Or believe if I told them so
You're second to none

The love of all mankind
Should reflect some sign of these words
I've tried to recite
They're close but not quite
Almost impossible to do
Reciting the makings of you

ちょっとメモ
① Honeysuckle Lamb
Honeysuckleと言うとスイカズラ、忍冬という花ですが、Lambとどう結びつくのか良く分かりません。スイカズラは甘い芳香でも良く知られているらしいので、甘い香りの子羊と訳しました。可愛らしい子羊がイメージできればそれで住むような気もします。
② The righteous way to go
訳自体は難しくないのですが、このフレーズの意図が良く分かりません。
③ Little one
ここでは歌詞中のYouと同じ人物だとして訳しました。
④ The love of all mankind should reflect some sign of these words I've tried to recite.
these words以下を「あなたを形作るものとして列挙される言葉」という理解で意訳しました。解釈が正しい事を祈る。