フラッペ指南
欧州では一般的にアイスコーヒーを飲む文化がありません。最近でこそスターバックスのフラペチーノやネスカフェの缶コーヒー等により市場に認知されつつあるとは思うのですが、まだまだマイナーでしょう。
でもギリシャだけは私が知る限り唯一の例外です。ギリシャではフラッペというアイスコーヒーが人気です。自宅でも作るし、カフェでも普通に置いている。
余談ですがギリシャ風に「フラッペ」と言う際にはアクセントをフラットにするのがコツ。そうですねぇ。あえて言うならば「いなかっぺぇ」という時のアクセントと一緒です。
ちょっと違うかな...うーん、まぁいいや。余談終わり。
そんでフラッペというのは日本のアイスコーヒーともちょっと違うんですよ。
ではどう違うのか?
せっかくなんでつくり方を紹介しながら違いを見ていきましょう。電動クリーマーとインスタントコーヒー(ギリシャではなんといってもネスカフェですな)、砂糖、ミルクさえあれば出来ますので、ぜひお試しあれ。
まずはグラスにインスタントコーヒー(小さじ2~3杯くらい)と砂糖(お好みで)を入れます。グラスは大振りのヤツがいいですよ。
それから水を少し。
この段階で水を沢山入れてはいけません。グラスのサイズにもよるけどだいたい2cmくらいかな。水が少なすぎると泡が立たないし、多すぎるとフニャフニャの泡しかできません。
この泡はフラッペのコアともいうべき存在。泡がダメならフラッペとは呼べない。ギリシャではこの水分量を体得するのに3年はかかると言われているくらいです。(ウソ)
閑話休題。電動クリーマーにていよいよ泡立て開始。グィーンとやればだいたいコップの1/3くらいか半分近くは泡になります。(ボケ画像御免)
首尾よく泡だったら、グラスを傾けてそろーっと水を注ぎます。これは泡を壊さない配慮です。それからお好みでミルクや氷を入れましょう。
飲むときはストローで。
さもなくばコーヒーの苦味・砂糖の甘味の濃縮された泡ばかり飲む羽目になります。
この泡が時間をかけてじわーっと溶けてきます。だからフラッペはのんびり飲む方がいいですね。
私は砂糖2杯ミルクなしで飲むのが好みなんですが、このところ毎日飲んでいるせいか、お腹がポコンと...
水着姿のシルエットが気になるお年頃(笑)
皆さんも気をつけましょう!
*旧ブログ「西瓜男だよ」からの再投稿です。
ぼちぼち昔の記事をサルベージして、このブログに統合するつもり。