青い西瓜の日々

軸なきブログ

Morgens Immer Müde: Laing ~ 本場ドイツ産ピコピコテクノ

2012年にドイツではそこそこヒットした、Laingの"Morgens Immer Müde"です。

歌詞は1960年のTrude Herrの同名曲から。でも曲はオリジナルです。

 

音はピコピコしたテクノで、最初は80年代初頭の音っぽいな、と思ったんですが、聴き直すと全然違う。(単に私がその頃のテクノしか知らないからそう聴こえただけかも)

ミニマルな音づくりで前衛的な感じがします。妙に居心地が悪いんだけど、それでも不思議と耳に残ります。

 

WikipediaによるとLaingは2007年にベルリンで結成された女性4人組のエレクトロポップバンド。リードシンガー兼ソングライターのニコラ・ローストがプロデュースまでやっているようです。多才ですな。ちなみにLaingとはそのニコラ・ローストのお母さんの旧姓なんだそうです。

 

メイン・ストリームには成り得ないタイプの音楽ですが、性根がテクノな方のお気に召すのではないかと思います。

 


Laing - Morgens immer müde - YouTube

 

Morgens Immer Müde 和訳、対訳、超訳

 

朝はいつも眠いんだけど

夜には目が冴えるの

朝はとてもビシっとしているんだけど

夜にはヘロヘロになるの

 

朝、目覚ましが鳴って

一日が始まると

もう台無しって気分

そして渋々起きるの

 

でも幾千もの光が輝けば

私は夜な夜な強大になるの

その上、音楽が鳴り響けば...

さあ、始まるわ!

 

"陽気な浮浪者"ってバーで

私はもう抑えが効かない

1ダースもの男たちを相手に

難なく踊りまくるの

 

チャチャ、スイング、ブギウギ

休みなしに踊り続けると

ホールに叫び声が響き渡る

「あの娘はイカしてる!」って

 

まだ帰らなくっていいの、だってまだ0:30よ

まだ帰らなくっていいの、だってまだ1:30よ

まだ帰らなくっていいの、だってまだ2:30よ

まだ帰らなくっていいの、だってまだ3:30よ

まだ帰らなくっていいの、だってまだ4:30よ

まだ帰らなくっていいの、だってまだ5:30よ

まだ帰らなくっていいの、だってまだ6:30よ

まだ帰らなくっていいの

だって、お楽しみはこれからなんだから!

 

原詩

 

Ich bin morgens immer müde, 

Aber abends werd‘ ich wach. 

Morgens bin ich so solide, 

Doch am Abend werd‘ ich schwach.

 

Wenn der Wecker morgens rasselt 

Und der Tag nimmt seinen Lauf, 

Ist die Stimmung mir vermasselt, 

Denn ich steh‘ so ungern auf. 

 

Doch wenn tausend Lichter glühen, 

Bin ich jede Nacht ganz groß, 

Und wenn dann noch Musik erklingt, 

Oh, dann geht es los.

 

In der Bar: "Zum flotten Penner" 

Bin ich außer Rand und Band 

Und ich tanze dutzend Männer 

Ohne Mühe an die Wand. 

 

Cha Cha, Swing und Boogie Woogie 

Tanz‘ ich ohne Unterlass. 

Schon schreit der ganze Saal: 

Wow, die ist ja krass!

 

Kein Grund zu gehen, es ist erst 0:30 Uhr. 

Kein Grund zu gehen, es ist erst 1:30 Uhr. 

Kein Grund zu gehen, es ist erst 2:30 Uhr. 

Kein Grund zu gehen, es ist erst 3:30 Uhr. 

Kein Grund zu gehen, es ist erst 4:30 Uhr. 

Kein Grund zu gehen, es ist erst 5:30 Uhr. 

Kein Grund zu gehen, es ist erst 6:30 Uhr. 

Kein Grund zu gehen …

 

Ich fange gerade erst an!