青い西瓜の日々

軸なきブログ

Gホイホイの話(閲覧注意)

引き続きGすなわちゴキブリに関係する話なので、苦手な人はここでやめといてください。

主役はゴキブリではないんですけどね。

 

昨日の記事でゴキブリ撃退法についてちょっとだけ書いたんですが、『ごきぶりホイホイ』の事をすっかり忘れていました。結構お世話になったものです。

 

で、その製品の成り立ちがWikipediaにまとめられています。

なかなかドラマティックな生い立ちを持つ製品なのだなあ、と読みふけってしまいました。

まあヒット商品ってのは、否が応でもドラマ性を帯びるものなんでしょうけど。(本当はヒットしない商品だっていろいろとドラマを背負ってたりするんですよね。スポットライトが当たらないだけで)

 

私は開発でも販売でも無い、でもその間に位置するようなところで仕事をしているのですが、このような話にはつい引き込まれてしまいます。

ある製品のサクセスストーリー。

 

簡単にまとめるとこんな感じ。

 

  • 会社買収下での開発

1970年、アース製薬は経営不振のために大塚製薬に買収されました。

そのあたりから開発がスタートしたようです。

 

  • アイデアの流用

アメリカの粘着式ネズミ捕り商品がヒントになったとの事。

よその市場を見る事は大事ですね。成功したからこそ言える結果論なのかもしれませんが。

 

  • 製品の成熟

当時の大塚製薬の社長は、製品開発完了後も、あえて一年間発売を遅らせて製品の成熟を求めたそうです。ここらへんの賭けはちょっと凄いなと思いました。他社はやってないという絶対の自信があったのか。

 

  • ネーミング

これまた大塚製薬の社長が『ゴキブラー』と計画されていた製品を、自ら『ごきぶりホイホイ』と命名。

このネーミングは凄い。うーむ。

なんとパッケージデザインはアース製薬の社長が筆をとって描いたとあります。

二人の社長が直接製品に関わると言う、このあたりがドラマの佳境。

現実においては社長がこんなことに口を出すとロクな事にはならない気がするのですが、実際に大成功した製品なので、このようなエピソードは伝説となるわけですね。(そうして、ワシがワシが、という社長が出てきたりする、のかも)

 

最後の詰めはここにあり。

1973年に市場投入。CMには由美かおるを起用。

当時の由美かおるのポジションは、お色気お姉さんというところでしょうか。

うっふん、って感じに、おじさんたちもホイホイ寄ってきたわけですよ。たぶん。

 

と言う感じで、ごきぶりホイホイの生い立ちを知ることが出来て大変良かったです。

 

ごきぶりホイホイを開発した熱い男達は、Gと戦う男、すなわちGメンと呼ばれた。

などと言う後日談があればなお良いのですが、さすがにそんなことは無かったようです。