続・ブリュッセルの西瓜男
前回の続き。
二日目はアトミウムへと。
アトミウム手前に大きな公園があったので、そこでしばらく散歩。
暖かい散歩日和。
それからアトミウムへと。
アトミウムは1958年のブリュッセル万博のために作られた建築物です。
鉄の結晶構造を模した9つの球体で構成されていて、最上階の球体は展望台、その他の球体には当時の万博やアトミウムに関する資料が展示されています。
でも、やっぱり何と言っても見どころはこのアトミウムそのものです。
よくぞこんな奇天烈な建物を作ってくれた、と嬉しくなりました。
この建物が5メートルくらいのオブジェだったら面白くもなんともない。
30メートルあれば、ちょっといいね、と思うかもしれない。
でも100メートルともなると、スペクタクルです。
車からアトミウムが見えた時は、「おお!」と声が出てしまった。
これは 球と球を繋ぐ通路。まずは階段。
アトミウムの横にはミニ・ヨーロッパという欧州の多くのランドマークのミニチュアを展示しているテーマパークがあります。子供達はこちらの方が好みだったようです。
私が子供の頃、おそらく別の場所の、しかし似たようなミニチュア・テーマパークを写真で見たことがあります。写真の中では子供達が巨大なガリバーよろしく街中を闊歩していて、自分もそこに行きたいと熱望したことを思い出しました。
ちなみにこれがミニチュアのグラン・プラス。凄く良く出来てる。
(ミニチュアのエッフェル塔も後ろに見えますね)
結局夕方までアトミウム周辺で遊んでいました。
それから高速道路を2時間走って無事帰宅。
こういう近場の旅行は気楽でいいです。
自分用に買ったおみやげは、建築中のアトミウムの写真のポストカード。
モノが出来ていく過程を垣間見るのは楽しいものです。