青い西瓜の日々

軸なきブログ

ギリシャの西瓜男

夏休みでギリシャに来ています。

なんでこんなタイミングでわざわざ混迷のギリシャに、と同僚からは呆れられましたが、以前から計画していたのでしょうがないのです。

 

今回は義母宅でのんびり。毎日35度超えの暑さなので、昼間は家でごろごろしています。大都市からは遠く離れた田舎であり、あたりは至って静か。聞こえるのは蝉の声とトラクターの音くらいなもので、デモなんて無縁です。しかし、言うまでもありませんが、皆この先どうなるのか非常に不安を感じているようです。

 

ドイツでも日本でも、ギリシャ人は怠け者で借金を返さないのだから苦しんで当たり前というような論調を見かけます。でも、それはあまりにも一面的なものの見方でしょう。ギリシャ危機の大きな要因の一つはユーロの構造的欠陥によるものだと思います。

 

例えて言えば、今の状況は狼と羊を同じ柵の中に入れるようなものです。狼は産業の強いドイツ、羊は産業の弱いギリシャ、柵はユーロです。競争力のある製品群でギリシャを市場化したドイツは肥え太り、反対にギリシャは痩せ細り自国の産業も弱体化してしまった。以前なら自国通貨ドラクマでの金利政策により対処することも出来たのでしょうが、ユーロ圏という一つの柵の中ではそれが出来ないのでにっちもさっちも行かなくなってしまった。

 

もちろんギリシャにも不備は沢山あって、特に汚職と脱税は大きな問題です。税収が上がらないから、財政は悪化するし、富の再分配も機能しない。そんな中での緊縮策ですから、割を喰うのは経済弱者ばかりという構図です。そんな生活に苦しむ人たちのデモを見て「そこまでして働きたくないのか」と言うのはあんまりだと私は思うのです。

 

果たしてギリシャは、そしてEUは解を見つけることが出来るのか。それともギリシャとともにユーロは破たんして、欧州を、世界を巻き込む恐慌を引き起こしてしまうのか。心配しながらこのギリシャ危機の成り行きを眺めています。


さて、休暇の話。
義母の庭には色んな果物の木が植わっています。

庭に果物があるってのはいいですね。なんだか豊かな気持ちになります。

 

葡萄。

 

ざくろ。

 

いちじく。

 

マルメロ。

 

梨。ちょうど収穫時期のようです。
蜜をたっぷり含んでいて、梨ってこんなに美味しいのかと認識を新たにしました。

 

 

あと、買い物だけど西瓜も美味い。ほぼ毎日食べてます。
ドイツではハズレが多いのであまり食べませんが、ここでは胸をはって西瓜男を名乗れそうです。

 

果物じゃないけど、トケイソウ
自然はよくこんな形を思いつくもんだと感心します。

 

 

 

こうやってダラダラと休暇の日々は過ぎていくわけですが、充電しているのか放電しているのか自分でもよく分かりません。まあ、いいや。暑いからフラッペでも飲んで、ゴロゴロしよう。