秋のクルミ祭り
お隣さんの庭にはクルミの大木があって、毎年秋になると大量のクルミが我が家の庭に落ちてくる。
ありがたや。
家族で秋の味覚を堪能した後に、妻がクルミの殻で小船などを作って子供達に大うけしている。
子供達は「お母さんって凄いや。お父さんも何か出来る?」と訊いて来るので、ようしここは父親の威厳をかけて一つやってやるか、としばし作業に没頭。
どうだ、これがマスターピースというものだ。
ちょっぴりお茶目なクルミ仮面だ!
ところが子供達は「え~可愛くないよ~」とかちょこざいな事を言う。
うむ、言われてみればジョジョの石仮面か何かみたいだ。
しかし、ここでたじろいではいかん。父親の威厳が...
「バ、バカだなぁ。ぬいぐるみにかぶせてごらん。可愛いんだから。」
実際にやってみた。
「...なんだか怖いよ」
というネガティブな反応とともに、子供達は私とクルミ仮面を残して部屋から去っていったのであった。
ほろ苦い秋の思い出...
*旧ブログからの再投稿。実際のクルミの季節は10月頭くらいかな。こうして再び陽の目を見れてクルミ仮面も喜んでいるはず。たぶん。