青い西瓜の日々

軸なきブログ

腰痛日記

私は言われるがままにベルトのバックルを外した。

それからゆっくりとジーンズと下着を少しだけずりおろす。

彼は私の臀部に触れる。

私は冷たい手の感触に声にならない声を一瞬漏らしてしまう。

彼は「いいかい?」と訊くので、私は無言で頷き、彼を促す。

そして私は一瞬の痛みに貫かれるのであった。

 

という感じで、昨日、今日と腰痛治療のためにお尻に注射を打たれています。

お尻に注射なんて子供の頃以来じゃないだろうか。いつ針が刺されるか見えない分怖いです。注射自体は割と平気なんですが。

 

週末はどよーんという感じの腰の痛みがずっと続いていたのですが、注射のせいか、その痛みは無くなりました。でも体を動かした拍子にピキッと鋭い痛みが走るので、これはこれで辛い。

 

最近かかりつけの医者を変えました。新しいお医者さんはちょっと遠いけど、信頼できる感じだし、受付の人も感じが良い。(前のところは受付の人が凄く無愛想で嫌だった。)

 

その医者はおそらく50過ぎのイタリア人で、日本に行くのが夢なんだそうです。それで診察の合間に、ちょこっと日本の話をして盛り上がります。受付の横にはタケダ製薬のものと思しき日本の四季を撮ったカレンダーがかかっています。単純な話ではありますが、ちらっと見える医者の素顔が好ましいものであれば、自然と信頼も増すような気がします。(それって人を騙す手管でもあるんでしょうけどね。)

 

さて、その医者曰く、この注射を三日間打つ、それで効かなければ整形外科を紹介する、と。

 

明日がその三日目の注射なんですが、それで治ってほしいものです。腰という字に「要」が入っているというのは伊達じゃないですね。腰が痛いと動きがかなり制限されます。

100mを10秒台で駆け抜けていた日々が早くも懐かしいです。

 

もちろん冗談ですけど。